家づくりで失敗しないために知っておきたい住宅ローンの仕組み

失敗しないために知っておきたい住宅ローンの仕組み

家づくりにおいて欠かせないものに、「資金計画」があります。
しかし、この資金計画に失敗して、家づくりで後悔する人が後を絶ちません。

なぜ資金計画に失敗し、家づくりで後悔してしまうのか?
それは、資金計画で重要視すべきポイントを間違えているからです。

家づくりの資金計画で最も重要なのは、住宅ローンについて知ること。
家づくりでは90%以上の方が、住宅ローンを組んでいます。
つまり「自分がいくらまでお金を借りることができるのか?」を把握することで、資金計画の失敗を防ぐ方法が見えてくるのです。

ここでは、あなたにとって最適な住宅ローンの組み方をご説明します。

まずは「家づくりにかかる費用」を知ろう!

住宅ローンについて知る前に、そもそも家づくりにかかる費用のおおまかな内訳をご紹介しましょう。

家づくりにかかる費用
  • 70
  • 20
  • 10

本体工事費
付帯・別途工事費
諸経費

住宅ローン総額の70%を締める本体工事費
本体工事費…約70%

建物そのものを作るのに必要な費用のこと。

住宅ローン総額の20%を締める本体工事費
付帯・別途工事費…約20%

本体工事とは別に、生活を始めるために必要な費用。
(解体工事、屋外電気、インフラ整備、外構工事、照明など)

住宅ローン総額の10%を締める諸経費
諸経費…約10%

本体工事や付帯・別途工事費の他に、家を建てる・生活を始めるときに必要になる手続きなどの費用。
(申請・登記・税金・引越しなど)

その見積り金額、「諸経費」は含まれていますか?

家づくりでは、建物に関する工事以外にかかる「諸経費」が、意外と多いもの。
しかし、この「諸経費」を把握していないと、「こんなにお金が必要なの?」と後になって困ることになります。
住宅ローンを組むうえでも重要な「諸経費」には、主に以下のようなものがあります。

外構・野外付帯工事 外構工事、屋外排水設備工事、合併処理槽設置、地盤改良・杭工事
その他諸経費・雑費 建物・諸雑費・消費税、地鎮祭費用、ローン契約印紙代等、上棟式費用、生命保険料、抵当権設定費用、解体費用、建物滅失登記費用、仮設工事
建物・諸経費 表示登記費用、固定資産税、建物瑕疵担保保証費用、所有権保存登録費用、不動産取得税、地盤保証料、火災保険料、設計・管理費用、その他建物保証料、保証協会保証料、つなぎ融資費用、収入印紙、諸官庁手続費用
土地諸経費 所有権移転費用、収入印紙、固定資産税、都市計画税、不動産取得税、土地売買媒介手数料
諸施設負担金等 上下水道取出工事、空調設備工事、水道加入金、駐車場工事、ガス配管工事、照明器具費、カーテン家具購入費用、仮住まい費用、引越し費用

これだけ多い「諸経費」。資金計画を立てるうえで見逃すことはできません。
住宅会社に見積りを依頼する際は、こうした諸経費もよく確認してください。

住宅ローンの組み方で、これだけ支払い額が変わる!

住宅ローンの支払利息のご相談なら「TOIDE」

住宅ローンは、金利が1%違うだけで、返済額が大きく変わります。

費用 年数 金利 返済額
3,000万円 35年 3% 48,491,100円
4% 55,789,440円

約73万円の差!

住宅ローンを組むうえで最大のポイントは、この金利です。主に3タイプがあります。

1. 全期間固定型
住宅ローンの返済方法1. 全期間固定型
内 容
借入当初の金利がずっと変わらない
特 徴
他のタイプよりも金利が高めに設定されている
2. 変動金利型
住宅ローンの返済方法2. 変動金利型
内 容
金融情勢によって返済金利が変わる
特 徴
固定金利型と比べて金利は低めに設定されている
3. 固定期間選択型
住宅ローンの返済方法3. 固定期間選択型
内 容
設定した期間内は金利が変動しない
特 徴
設定期間終了後に再度、固定期間選択型か変動金利型のどちらかを選べる

さらに、固定期間選択型は、次の2タイプに分けられます。

当初期間優遇型
収入のベースアップが見込める方にオススメ

全期間優遇型
安定的に低金利で借りたい方にオススメ

もう一つの金利パターン「ミックスタイプ」をご存じですか?

住宅ローンの主な金利パターンといえば、ここまでにご紹介した「固定金利型」「変動金利型」「固定期間選択型」の3種類が挙げられます。
しかし、住宅ローンの金利には、実はもう一つのパターンがあることをご存じですか?
それが、「金利ミックスタイプ」です。

たとえば…

長めの金利金利変動に影響されず返済額を長く確定できる

短めの金利当面の低金利のメリットをとることができる

リスクを分散できる!

住宅ローンの返済方法の金利ミックスタイプ

※あくまでも組み合わせた場合のイメージであり、将来の金利動向を予測するものではありません。

このように、住宅ローンの金利タイプは様々で、組み方次第で返済額が大きく変わってきます。もちろん、どのタイプ・どの組み方が最適かは、お客様の条件によって異なります
住宅ローンを検討されている方は、ぜひ事前に一度、TOIDEにご相談ください。住宅ローンを組む際に役立つ「事前審査」や「住宅ローン控除」などもご紹介させていただきます。

住宅ローン担当者からひと言

住宅ローンの相談受付担当、都出奈巳

こんにちは! TOIDEの住宅ローン担当、都出奈巳です。
家づくりで重要視すべきポイントは、きちんとした資金計画を立てて、家づくりで後悔しないために〝あなたに合った最良な住宅ローン〟を組むことです。

ここまでご紹介してきましたように、住宅ローンの金利には、様々なタイプがあります。
もし「住宅ローンで失敗したくない」とお考えの方は、一度TOIDEにご相談ください。
また、資金計画に役立つ資料も豊富に揃えておりますので、ぜひ当ホームページから資料をご請求ください。

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