姫路の暮らしをデザインする
姫路市は兵庫県の南西部、瀬戸内海に面した播磨平野の中央に位置し、夏は短く、蒸し暑く、ほぼ曇り、冬はほぼ晴れですが風が強く、年間を通じて湿度が高い地域です。夏場と冬場で寒暖差が激しいのも特徴です。そんな姫路特有の環境を乗り切るための、暮らしやすい家づくりを第一に考えます。
また家は、暮らしやすさだけを追求していくとデザイン性に乏しくなったり、デザイン性ばかり追い求めると住みづらくなったりするものです。そして一般的にオシャレでカッコいい家というのは住みにくいと言われます。これは、デザイン性を保つために性能や頑丈さ、そして最も貴重な住みやすさという要素が犠牲になってしまっているためです。 本来主役となるはずの『家族の生活』がないがしろになってしまっては、本末転倒です。
見た目をオシャレに仕上げただけのデザインではなく、暮らしの中の問題点を解 決しながら住みやすくした上で、見た目の美しさをプラスする…デザインありき で始まるのではなく、暮らしやすさを踏まえた上での家づくりをデザインします。